2025年11月に軽井沢の大賀ホールで、にじいろピアノコンクール2025 甲信越ファイナルが開催されました。当教室からは、Rくんが未就学児部門のP級に出場しました。Rくんはピアノを始めて1年足らずでコンクールに挑戦です。

Rくんが初めて教室に来た1年前、「ピアノなんて別に興味ない」という感じでした。ところがいざレッスンが始まると、毎週とても積極的に練習してきてくれて、メキメキと上達していきました。春にはピティナピアノステップにも挑戦。でも、この時はまだ恥ずかしがっていて「お父さんと一緒に弾くなら」と、本番では連弾で見事な演奏を聴かせてくれました。

ステップ後にコンクールをおすすめし、仲良しのお友達からのお誘いもあり出場を決意。Rくんにとっては人前でのソロ演奏は初めてです。予選曲を選曲するとき、「この中で一番難しい曲はどれ?」と選んだのは「ひみつのめいろ」(春乃うらら作曲)でした。その時の私は、Rくんにこの曲は少し難しいかな、と思いました。でも、すぐに譜読みをしてくれて、難しい音符も臨時記号、重音もすぐにマスター。Rくんの積極的な学びの姿勢には、感心させられました。難しいかな、と思った私の心配は、一気に吹き飛びました。9月に迎えたコンクールの予選では、緊張しているというよりは、初めての環境を興奮気味に楽しんでいる様子でした。(でも予選当日になんと発熱していたのです!!)演奏はとてもいい流れで、スラーやスタッカートなどの細かい演奏技術も完璧。予選から堂々としていたので驚きです。緊張の結果発表は、見事に優秀賞を受賞しました。

迎えた甲信越ファイナル。予選に比べてさらにレッスン内容も濃く、より曲への理解を深めるために練習をしました。音楽に乗るということ、空気感、しなやかな腕の使い方や曲の流れやいい音の出し方、Rくんにとってはハイレベルな内容だったかと思います。お母様もレッスンではいつもメモを取り、時には自ら演奏して試してみたり、様々な方向から手の使い方などを見たり、親子でレッスンに向き合ってくださいました。毎回のレッスンで「お〜なるほど」と吸収してくれて、どんどんいい演奏になっていきましたので、ファイナルは私も自信を持って送り出すことができました。本番当日も楽しい興奮と、冷静にモニターで出場者の演奏を聞いたり、落ち着いていました。コンクールあるあるですが、保護者の方の方がソワソワしていらっしゃいますね。舞台袖でも落ち着いた様子で私と直前までおしゃべり、いざ自分の番になったときに顔つきが変わり、ピアノスイッチが入った気がしました。演奏は、Rくんが作り出す空気に会場が吸い込まれるような、いい流れで演奏ができていたと思いましたし、「ひみつのめいろ」という曲の持つミステリアスな雰囲気や音色が表現できていて、練習以上の演奏ができたと思いました。会場内で聴いてくださっていたご両親も太鼓判!!よく頑張ったね〜と褒められて、演奏直後のRくんは大興奮でした。

そして結果は、、なんと金賞をいただくことができました!もちろん全員で大喜びです!表彰式でお名前を呼ばれて一番大きなトロフィーをいただいた瞬間が、一番緊張した顔をしていました。初めての経験に素晴らしい演奏と結果が伴って、Rくんもご家族もとても嬉しそうにしていて、私も応援できて本当に良かったなと思いました。初めて尽くしのコンクール、本当によく頑張りましたね。

https://nijiiropiano.net/materials/176389253710201.pdf

Rくん、支えてくださったご家族の皆様、本当におめでとうございました!